会社概要

会社概要

会社名 有薫酒造 株式会社
代表取締役
首藤 圭亮
所在地
〒830-0204
福岡県久留米市城島町大字内野330-9
電話番号 0942-62-2101
FAX番号 0942-62-6811
設立年月日 嘉永3年(現会社名は昭和39年より)
事業内容 日本酒商品の販売
メールアドレス yukun@toq.ne.jp 
ホームページ http://www.yukun.co.jp
取扱商品 日本酒関連商品

有薫(ゆうくん)の沿革

筑紫次郎の清流にはぐくまれ、豊穣筑後平野の真只中に位する天下の銘醸地、城島に清酒有薫が呱々の声をあげたのは嘉永3年であり、首藤重之進(3代前)が創業し爾来120年営々として研鑚努力今日に至りました。

この間筑後川の軟水を苦心惨澹して酒造仕込水に使用することに成功したのは我が社の先先代であり「硬水(宮水)の灘」に対し「軟水の城島」と天下を二分する銘醸地に育てあげました。

経営形態も個人企業に始まり明治44年首藤合同会社となり昭和39年有薫酒造株式会社と時代の進展に伴い脱皮成長しました。

我が有薫醸造の発展糧は則城島の酒造史と云うも過言ではありません。

第一工場(旧) 第二工場(旧) 第三工場(旧)

第一工場(旧)

第二工場(旧)

第三工場(旧)

 

軟水仕込みについて

城島の酒は幕末に始まり、明治時代に技術革新を行っています。明治9年には9件の酒造業があり、醸造高は三千石余り、醸造技術も灘の清酒に比べて著しく劣っていたとあります。明治10年には西南の役により酒の需要は急増、醸造高は従来の倍以上、七千石に達しました。しかし戦争が終わると九州は不景気になり醸造業も大打撃を受けました。
 
一方、東京は非常に好景気でしたので、明治14年 首藤有紀等は此処に販路を求め、城島の酒を携え若津港より船出しました。しかし、先に出回っていた灘の酒は華麗なる菰包み、香り高い吉野杉で出来た樽、山吹色の芳醇に香る酒質と、持参した城島の酒とは比べ物にならない事を知らされました。
 
試行錯誤の歴史の始まりです。新しい醸造法を生み出そうと努力しますが、中々成功しなかったようです。明治17年には酒造りの製法を灘の蔵より学んだり、19年には灘より、杜氏、?廻り(モトマワリ)、麹付けが招き新醸造法を採用するも、灘の宮水の硬度(7.9度)と城島筑後川の硬度(2.0度)の相違により酒の腐造が続きましたが、明治23年頃、城島の酒造業者と城島杜氏(現 三潴杜氏)の血のにじむ努力により、筑後川軟水仕込みを確立しました。

 

商標物語り

<有薫>の酒銘は、明治30年、首藤家と取引きのあった大阪醸造用品問屋、辻村栄助商店のあっせんで全国より公募、1等入選の作品を採用したものです。

また、現在首藤家の家宝として保存されている「梅花長有薫」の書は、文久3年、七郷落ちの公郷、東久世通禧が明治42年8月に城島を訪れ、首藤家に立ち寄った際に揮毫したもので、通禧は当時、名筆家として著名でした。

「梅花長有薫」とは、「梅は季節にさきがけて花を開き、そのふくいくとした芳香は永遠に消え去らない」という意味で、清酒<有薫>の特徴を最もよくいい表しています。

以来、明治・大正・昭和を通じて<有薫>は、多くの人びとに愛されてきました。それは<有薫>が、常に時代の歩みにさきがけて、品質管理の完全化、近代設備による優良酒生産とコストダウンの実現化、さらに労務管理の明確化など、醸造経営の近代化への努力をつづけてきたからです。

昭和43年には、最新式の精米工場・自動びん詰工場を新設完備し、斬新なデザインの商標とともに新時代の新酒づくりに取り組み、<若い有薫>として、ますます巾ひろい世代への期待に応えていきます。

母なる筑後川

九州を代表する酒どころ<城島>は、筑後川によって産れ、成長を遂げました。遠く九重に源を発し、日田盆地を抜け、筑後平野を貫き、140キロにわたって有明海へ注ぐ筑後川。それは九州一の流れであると同時に、広大な筑後平野の「米」を育て、酒どころ<城島>を育てた、母なる流れであります。酒樽を積んだ「城島の宝船」が、朝日夕日を浴びて威勢よく筑後川を行き来した当時から、詩われ愛されてきた川―

しかし、酒づくりの水としては必ずしも最適ではありませんでした。それは、水のタイプが「軟水」だったからです。昔は「水のタイプで酒の味は決まる」といわれ、「硬水」が良質の水として使われていました。

<有薫>は、その難問題をいかに解決するかに心血をそそぎました。そして遂に、筑後川の「軟水」から、「硬水」以上の酒造りに成功したのです。それは長く、きびしい筑後川との戦いであり、酒どころ<城島>の成長の歴史でもありました。<有薫>の「キメ細かな、豊醇な酒の味」は、いいかえれば「軟水」の筑後川の水質を生かして、見事に栄光をかちとった傑作といえましょう。川は生きています。水も生きています。そして、酒もまた生きています。<有薫>の酒づくりの秘訣は、米とこの生きもの同志を、うまく調和させることに尽きます。

<有薫>と筑後川のつながりは、今後もますます深められ、新しい酒づくりにむかって、さらに成長しつづけることでしょう。

筑後川の上、城島町近辺にある六五郎橋

久留米市城島町近くの筑後川が流れている上に架けられている六五郎橋

 

 

 

 

 

 

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